赤ちゃん転落防止のベッドガード

こんばんは。

今日は赤ちゃんのベッドからの転落防止対策について書きたいと思います。

我が家の寝室はキングサイズのベッド1台で、夫婦と赤ちゃんで川の字に寝ていました。川の字といっても、授乳は左右交互にするので、赤ちゃんは妻の右にいたり左にいたりします。生後半年までは手足をバタバタ、少し寝返りをする程度で、基本は寝ているので転落の恐れはありませんでした。

ところが6ヶ月目あたりから寝返りやハイハイが始まり、ある日のこと、夫婦爆睡中にベッドの端まで動いて転落しそうになる事件が発生します( ゚∀ ゚)。妻の意向で、急ぎベッドガードを手配することになりました。

その晩に早速、Q10で「Baby Bed Guard」の調査を始めます。そして見つけたのがコレ。高さは65cmくらいまで調整できるようになっており、フレームは組んだままで布の部分を引き下げることもできます。この商品をベッド3面分、つまり3つ手配して取り寄せ、ようやく組み立て完了です!

これで一息つけると思って休憩していると、妻が何やら難しい顔をしてスマホを見ています。妻いわく、同種の製品で乳児の死亡事故が発生しているとのこと。

詳しく調べてみると、最も危険な状況は、赤ちゃんがベッドとフェンス生地の間に挟まってしまうことのようです。フェンス生地は柔らかいので、ベッドの端から赤ちゃんの体重がかかると袋のようにたわんで、赤ちゃんが身動きが取れなくなってしまうことがあります。この時に、フェンス生地もしくはベッド側に顔が押し付けられると、呼吸ができなくなり危険な状態になります。

私の考えでは、この種の製品は高さを調整できるので、フェンスを高めに固定して、フェンス下端のフレームをベッドのマットレス上端付近にほとんど隙間なく固定できれば、リスクを軽減できるような気もしましたが、妻の意向でこれは使わないことに決めました。(【※重要】この件について、日本の消費者庁も事故事例を公表しており、18ヶ月以内の乳児にはベッドガードを絶対に使用しないこと、また0歳児及び1歳児はベビーベットに寝かせるようにとの警告を出しています。消費者庁HPもご参照のうえ、赤ちゃんをどのように寝かせるか、ご自身の責任で熟考して判断してください。https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_041/assets/consumer_safety_cms204_20201113_01.pdf)

家族会議の結果、翌日の昼寝からベビーベッドを使うことに決めました。妻と子供がまだ日本にいるときに私が購入して組み立てたものです。

もし、ベビーベッドに寝かせて胸をトントンするだけで、授乳なしで寝られれば大きな成果です!妻は寂しさを抑えながら、相当な覚悟でベビーベッド利用を決めたようでした。

結果は、1時間経っても寝られず、でも眠くてむしゃくしゃしてギャン泣き。

子供が寝た後にベビーベットに移動する案も試しましたが、ウチの子は寝ていても母親センサーが付いているらしく、妻がいなくなると必ず目を覚まして泣き出すのでした。

再度家族会議を経て、再度ECサイトでベッドフェンスを調達することになりました。今度は「wooden bed fence」で、固くて歪まない木製の製品を探します。Q10とLazadaには思うような製品がなく、Amazon SGで下記商品を見つけました。中国本土で作られた製品のようです。

この商品も高さが調整できるので、ベッドのマットレス厚さに合わせて高めに設定しておきます。並べて置く2つの部材は上部を付属のパーツで固定できますし、コーナー部分も同じくパーツで固定できます。

安全性のカギは、歪みやたわみが生じないように、それによりベッドの端との間に隙間が生じないようにすることです。鉄製L字アームの脚部分が20cmくらいあるので、マットレスの重みで十分支えられますが、ベッド3面分にこのガードを設置してコーナー2箇所を上部固定することで、さらに全体的に強度が出てきます。

結局我が家はこの木製ベッドガードで、日本に帰国するまで過ごしました。1歳を過ぎると歩き出して、このベッドガードを揺すりながら遊んだり暴れたりしていましたが、高さと強度は十分なので安心して見ていられます。今となっては懐かしい思い出です。

最後にコメントさせていただきますが、ベッドからの赤ちゃん転落対策はなかなか難しいです。我が家は上記のような対策を取りましたが、これがベストの選択とは限りません。ベッドの大きさや高さ、マットレスの固さ(+厚さ重さ)によっても最適な対策は異なるように思います。(【※重要】繰り返しになりますが、消費者庁は、ベビーベットを使用するように、1歳半以下の乳児には絶対にベッドガードを使用しないようにとの立場です。情報収集のうえ、ご自身の責任で対策を実施してください。)

どのような対策をしてもリスクがゼロになることはなく、結局のところ、乳児から常に目を離さないこと、目の届くところにいることが重要です。親も完全ではありませんし、幼い兄弟がいるとさらに難しいのですが、できる限り目を離さないことを徹底していくしかないように思います。

私も子育てを頑張っているつもりですが、母親のそれには絶対に敵いません。日々奮闘されている母親の皆様に敬意を表しつつ、このブログ記事を締めたいと思います。ご一読ありがとうございました。


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