ウチの子をどのような保育園に通わせるべきか、お悩みの家庭は多いと思います。
我が家は、今年に入ってから2つの保育園に通いましたが、それぞれ特徴があり、良いところがあるものだなと実感しました。その体験を少し書いてみたいと思います。
〔1つ目の保育園〕大手企業が運営する事業所内保育園(新宿区)
我が家は地元の認可保育園の入園を希望していましたが、2歳枠にて申し込みをするため、3ヶ月ほど別の保育園に通っていました。新宿区内にある大手事業者が運営する事業所内保育園です。綺麗なオフィスビルの1階にあり、施設はとても清潔感があります。
保育園の規模は小さく、1歳児クラスはウチの子を入れて5名のみ。そのため先生が園児に話し掛けたり、抱っこしたり、とてもよく面倒を見てくれている印象がありました。先生がまめに園児に話し掛けてくれること、これは本当にありがたいです。家に帰ってきて、なぜそんな言葉知ってるの!?と驚かされることがよくありました。親からも言葉を教えているつもりですが、日中一緒に過ごしている先生達の影響力はやはり大きく、子供の語彙力がどんどん伸びていきます。とても素晴らしい保育園でした。
大手事業者が運営する保育園は、カリキュラムが充実しています。お絵描きや粘土遊び、クリスマスや節分など季節のイベント、お誕生日会や送別会など、どれも手が込んでいます。公園遊びも、毎日同じ公園ではなく、いろいろな場所に連れて行ってくれます。アプリで写真が公開されるので、保護者の視点からとても楽しませてくれる保育園でした。
この園は事業所内保育園ということで、勤務先の企業との法人契約になっていることもあり、保護者に優しいサービスが多かったように思います。汚れた洋服を洗濯してくれたり、紙おむつは園で準備してくれたり、いま振り返れると至れり尽くせりのサービスでした。保護者はほぼ手ぶらで、自分の持ち物と子供だけ連れて保育園に行けばOKです。事業所内保育でなくとも、一部の認可外保育園ではこのようなサービスを提供しているようです。
〔2つ目の保育園〕地元の認可保育園(港区)
晴れて4月から入園が決まり、現在通っている認可保育園です。2歳児クラスは全員で15名、0歳児から5歳まで全員で70名くらいで、ほんとにたくさんの子供達が通っています。ちょっとした学校のような規模です。
地元の社会福祉法人により運営されており、歴史のある保育園のようです。大手の法人が運営する保育園と比べると、なんとも言えない手作り感というか、親しみの持てる保育園です。園の施設はちょっと雑然としていて、給食用の野菜が廊下に置かれていたりとか、そんなこともご愛嬌と思えてきます。職員の方々も、太っちょでおしゃべりなおばさん、専門学校を卒業したばかりのお姉さん、男性保育士の方々など、ダイバーシティに富んでいます。親しみやすい方が多いです。
この保育園の一番良いところは、広い園庭があることです。ただスペースがあるだけではなくて、土を掘って遊んだり、木や草を触って遊んだり、自然に触れ合うことができます。ウチの子も、この保育園に通うようになってから、花や草を触って遊ぶことが多くなりました。東京の保育園でこの環境は貴重ですし、子供にとって良い影響があると思います。
先に述べたことと少し矛盾しますが、大人が特別にプログラムを用意しなくても、子供は勝手に学び、成長していく側面もあります。保育園の屋根から落ちてくる雨を触って遊んだり、落ちている木の枝を振り回したり、自分たちで遊びを考えます。そのアイデアを養ってくれるのは、やはり自然が身近にあることなのかなと思ったりしています。
認可保育園ですし、通っている子供の数も多いので、特別なサービスはないです。当たり前のことかも知れませんが、紙おむつ、替えの洋服、エプロン、パジャマなど、忘れ物がないように補充しないと行けません。自分の仕事の準備と併せて、持ち物を毎朝確認するのは大変です。
以上、簡単ですが我が家の体験から、保育園レポートでした!
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